この日のプロジェクションマッピングでも使われた“雪の花”の演出に「この曲がぴったり」と代表曲「雪の華」を熱唱したあと、「玉置浩二さんが作詞作曲してくださいました。すごく壮大ないいバラードになっていると思います」と新曲「花束」を歌った中島。
玉置とのレコーディング秘話について「まさか書いてくださると思わなかったのでびっくりしました」と切り出すと、「玉置さんにデモテープを作って頂いたんですけど、普通は仮歌を歌う人が歌っているものなのに、玉置さん自身が歌っていて、それを聴いてわたし、最初は歌えないと思いました。玉置さんがあまりにもお上手すぎて。素晴らしすぎて」としみじみ。
「ちょっと、どんどんあがっていく感じの難しい歌を玉置さんがさらりと歌っていらっしゃっていて、これはわたし歌えるかなって。でも玉置さんってやっぱり天才的な方なんだなと思ったのは、わたしの音域というのをわかっていたのか、歌ってみるととっても気持ちがよかったんです。不安だったのに逆に歌いやすかった。それで、あ、本当に玉置さんすごいなって」と中島。本曲が結婚式の定番ソングになるのではと言われていることについても「やっとわたしの暗い曲たちの中からね、結婚式で使いたい曲が出てきました」とにっこり。
プライベートでは昨年クリスマスにバレーボール全日本代表の清水邦広と結婚したが、集まったファンの顔を見回し、改めて「結婚したよ」と報告。「結婚してよかったですか?」と問われると、「もちろんです。楽しくて仕方ないです」と笑顔。「ラブラブですか?」との問いにも照れくさそうな表情を浮かべながら「はい」と答えた。
結婚生活については「結婚したあとのほうがあまりつかず離れず、仲はいいんだけど詮索し合わなくなりましたね。つき合ったときのほうがいろいろ不安だった」と明かし、清水についても「ずっと変わらず良いかた。優しいし」と紹介。
また、芸能生活15周年を迎え、「15年前の自分にタイムマシーンで会えたらなんと声をかけますか?」と問われると。「楽しいことが絶対待っているから、頑張れって。そのまま頑張っときなさいって言うでしょうね。まさかというか、続けるのは無理だと思っていたのでここまでこれたのは本当にありがたいことです」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)