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坂上忍、『バイキング』リニューアル提案した苦労告白「かなりキツかった」立役者の秘話にアンチも称賛

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坂上忍

 11日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍が番組について振り返った。

 この日、番組ではお笑いコンビ・サンドウィッチマンと東北を巡る旅企画を放送。最後に「サンドウィッチマンが坂上忍にどうしても聞きたいこと」として、番組に関連する質問をぶつけた。

 その中で、「『バイキング』の8年間何が一番しんどかった?」と聞かれた坂上は、単独司会を任されるようになった後、低視聴率を解消するために、「僕の方から『時事(問題)を扱うっていう方向はどうですか?』って提案した」と告白。しかし、『バイキング』は当初、バラエティ制作班で制作していたため、情報番組の勝手が分からず。スタッフも見よう見まねで番組を作り始めたという。

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 しかし、20分ほどのコーナー中、情報画面が3枚ほどしかなかったこともあったとのこと。当時は時事問題が苦手な出演者もいたため、「12分くらいは自分で埋めなきゃいけないから。最初のころは1人で喋ってた感じ」と明かし、「その時はかなりキツかった」と振り返った。

 「『バイキングMORE』になった今でこそ、情報番組のスタッフの制作となっていますが、『バイキング』時代は、バラエティ班のスタッフが制作していたのは有名なエピソード。番組も当初はほぼ完全バラエティでしたが、視聴率が1%台と報じられることも少なくありませんでした。しかし、2016年から坂上の発案で本格的にニュースを扱うようになり、視聴率は改善。2018年3月には視聴率8.1%を記録したこともありました」(芸能ライター)※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

 こうしたエピソードから分かる通り、『バイキング』の立役者は完全にMCの坂上。この日の放送で、手探り状態で番組の舵取りをしていたことも明らかになった。

 普段は視聴者からその言動へのバッシングも多く聞かれているが、この日はネット上からも「なんだかんだよく頑張った」「あそこから立て直したのはすごい」「よく勉強した方だと思う」「嫌われ番組の嫌われ司会者役だけど立派だと思う」「頑張って番組制作してたんだな」という声が寄せられていた。

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