3月いっぱいでの終了が報道されているフジテレビ系の『バイキングMORE』。後番組の『ポップ UP!』(フジテレビ系)は情報番組ではあるものの、ニュースに加え、グルメやエンタメ情報なども扱うという。
>>『バイキング』坂上忍の不満に「自覚ないの?」「擁護したいだけ」と批判 「タレントさんの炎上は本当に炎上?」発言が物議<<
日本テレビ系では『ヒルナンデス!』が放送されているもののバラエティ主体で、本格的な情報番組は14時からの『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)まで待たなければならず、正午前後で放送される情報番組は『ひるおび!』だけとなる。
「『ひるおび』も『バイキング』同様、ジャーナリストでもアナウンサーでもないタレントがMCを務め、コメンテーターもタレントが中心。解説として専門家を招く形になっています。しかし、『バイキング』に比べて圧倒的に批判は少なく、『バイキング』MCの坂上忍が頑なな自論を展開しているのに対し、『ひるおび』MCの恵俊彰は視聴者の気持ちを代弁しているとも言われるほど。MCが自分の意見を言いすぎないという部分が二番組の大きな違いかもしれません」(芸能ライター)
一方、懸念も少なくないという。それは恵を始めとする出演者の失言。
「実は恵、失言で視聴者から苦言を呈されることもしばしば。1月12日放送回では新型コロナウイルスの感染が急拡大した沖縄県の病院への自衛隊看護官派遣について、派遣を受けた病院の医師に『猫の手でも借りたいような状況なんですか』と発言。看護官を『猫の手』呼ばわりしたとして炎上しました。
そのほかにも恵にはデリカシーの欠けた発言が多々ありますが、昨年9月には、出演者の八代英輝弁護士が番組内で『共産党はまだ“暴力的な革命”っていうものを、党の綱領として廃止してませんから』と発言。後に番組内で謝罪するという騒動が起こっています」(同)
現在は『バイキング』により、そうした失言がさほど目立たないという状態だが、『バイキング』終了によりおのずと注目度も上がることに。『ひるおび』出演者は特に発言に気を遣う必要が出てしまうようだ。