週刊誌『週刊イースト』の記者・真壁ケイト(吉高由里子)が母の死をきっかけに、自身の出生のルーツを知ってしまうというストーリーが描かれた本作。また、その事実をきっかけに婚約者の野中(重岡大毅)とも破局したが、そんな中、元恋人で既婚者のフリーカメラマン・尾高(柄本佑)に惹かれていき――という展開が描かれた。
これまで、イケメン俳優として話題になったことは一度もなかったにも関わらず、ケイトを常に優しく見守ってきた尾高演じる柄本の評価が大きく上がったことで話題になった本作だったが、影でその演技力が評価された俳優がいる。それがジャニーズWESTの重岡大毅。
「重岡演じる野中は、ケイトが連続殺人犯の娘と知っても、一度はプロポーズしたものの、直後に『子どものことを考えたら結婚できない』とプロポーズを撤回。その後、ケイトが尾高に惹かれているのに気づき、嫉妬や愛憎にまみれた感情に支配され、最終的にはケイトが連続殺人犯の娘であることを他紙に売るクズっぷりを披露しました。当初は『本当にクズ』『演じてる重岡のことまで嫌いになってきた』という声が集まっていましたが、あまりにも振り切った演じっぷりに、次第に『好感度捨ててここまでクズっぷり演じれるのすごい』『見てて本当にムカつくから相当演技上手いよね』という称賛の声が寄せられることに。特に、最終回で見せた、歪んだ感情に支配され廃人になってしまったかのような演技には、大反響が集まっていました」(ドラマライター)
重岡と言えば、それはまでは19年7月期に放送されたNHKドラマ『これは経費で落ちません!』での、爽やかなサラリーマンの印象が強かったが――。
「主演の多部未華子演じる沙名子と恋に落ち、初々しいカップルとなった営業部のエース・山田太陽を演じていた重岡ですが、今回演じたのは、一転してドロドロとした感情を持った週刊誌記者。まるで別人のような演じっぷりに、『振り幅が凄すぎる…』『あんなに太陽くんのこと好きだったけど、野中のことは大っ嫌いになってた。重岡くん、本当に演技上手いんだな』という驚きの声も集まっていました。あまりの変貌ぶりに、『次世代演技派ジャニーズ』の声も。柄本のイケメンぶりが注目された裏で、重岡の演技力はドラマファンから高評価を集めていたようです」(同)
今後の重岡出演ドラマにも期待したい。