昨年11月11日の東京・両国国技館大会で、当時IWGPヘビー級王者だった棚橋に挑戦した後藤。30分を超す激闘の末、棚橋のテキサスクローバーホールドで屈辱のタップアウト。あれからおよそ4カ月。「IWGP戦のリベンジの機会がこんなに早く訪れるとは思っていなかったので嬉しい。確実に首であれ、何であれ、かっ切りたいと思います」。野武士はこの機会を待ち望んでいた。
前回のタイトル戦で棚橋の首に集中砲火を浴びせた後藤は「前回の負けたものを挽回する」と意気込み「新技も考えてますし、その技も含めて棚橋弘至の首を獲りたいと思います」と目をギラつかせる。「締め技、ボム系、スープレックス系と痛めつける技が3つある。どれも使ったらおそらく大ダメージを与えられるでしょう」。リベンジ戦に向けて“三種の神器”があるという。
「体調はほぼ完璧な状態」とコンディションを完璧に整えた後藤。棚橋超えを果たし、春のG1初制覇に弾みをつけることができるか。