初回視聴率9.3%からスタートした本作。当初、真弓(中谷美紀)と秀明(玉木宏)の夫婦間のマンネリや、不倫問題、ユースケ・サンタマリア演じる教師・茄子田太郎の家庭内モラハラなどが話題になっていたものの、ストーリーが進むにつれ状況は一変。太郎の妻・綾子(木村多江)の“地雷女”っぷりが話題になり、第10話ではとうとう、それまで嫌われる役でしかなかった太郎の株が急上昇。視聴者から「茄子田格好良すぎ!」「茄子田見直した!」と“茄子田アゲ”する声が相次いでいる。
「第1話の段階で秀明と綾子との不倫関係が始まり、第2話では不倫バレ。第6話では早々に離婚してしまい、今後どういったストーリーが残っているのか危惧されていたものの、第10話では茄子田太郎とその息子に血のつながりがなく、太郎が優しさを持って息子を育てていたことが判明。モラハラ夫に見えていた太郎に優しさがあり、家族を大事にする男だということが分かった。視聴者の盛り上がりも過熱しているようです」(ドラマライター)
実際、最初の段階では批判を浴びていた家庭内モラハラに関しても「茄子田先生のモラハラは自分自身のコンプレックスからきてるんじゃ?」「モラハラひどかったけど不器用だったんだね。綾子の無言のモラハラの方がひどそう」といった声が聞こえいる。ストーリー展開についても「不倫バレるの早すぎて最終回まで話もつの?って思ったけど今期のドラマで期待よりおもしろかったのはこのドラマだけ」「回を重ねるごとに面白くなるドラマってなかなかない。こんな良質なドラマ久しぶり」と称賛する声が相次いでいる。
ネット上でも話題になった『昼顔』(フジテレビ系)、『あなたのことはそれほど』(TBS系)、『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)とはまた違ったリアルな不倫事情を描いた本作。最終回の第11話は22日、午後10時から放送される。