発端は、水道橋のチケットショップ『T-1』二見主催の7・5『T-1興行』(新木場1st Ring)において、バックステージパスを発行しているにも関わらず『埼玉プロレス』代表・サバイバル飛田が控室に入ったのを
「不法侵入だっ!」と、二見が客席にまで響き渡る怒号で激怒した事件。以来、二見との一連のガチ抗争が、ごくごく一部マニアに熱視線を浴びている。
そして注目の8・23、同じく新木場1st Ringにおける『T-1興行』。怒り収まらぬT-1側は、今興行で「サバイバル飛田出入り禁止」を高らかに謳い、出入口に貼り紙で警告! 以前より「『コミック雑誌なんかいらない!』の内田裕也扮するキナメリレポーターばりに突撃する!」と、8・23に新木場に出向くことを宣言していた飛田だったが…
コトの顛末はどうなったのか!? 同日深夜、リアルライブ取材班は飛田に電話取材を敢行。以下は、サバイバル飛田の証言の数々である。
「いやぁ、行きたくなかったんだけど、とりあえず夜の8時45分過ぎぐらいに新木場の会場に着いちゃったんで、それほど大した時間じゃなかったんですけど、…なんか、それでも無駄に疲れましたよ(笑)。
でも、ぶっちゃけ拍子抜けだったというか…。なんかもっとこう、制服着たナニナニ警備保証的な警備員なんかが待ち構えてるのかと思いきや、出てきたのは某デスマッチ団体でレフェリーやってた若い奴とか…そんな知り合いだった奴らが2人か3人出てきてね、そりゃ知ってるモン同士だから対応もアレなんですよ。『飛田さん、お願いですから、ここは…』みたいな(苦笑)。
まぁ一時は、二見をシメてやろうと思ってたんですが、今さら、アレをブッチめても大人気ないしね(苦笑)。俺が暴れたら、警備してる奴らに迷惑かけちゃうしね。『何でしっかり警備しなかったんだ!』とか、怒られそうじゃないですか? それに客席も大して盛り上がってなかったし、こんな状態で乱入しても面白くねぇかなって、無理して中に入る気失せちゃったんですよ。結局、最終的には内側から施錠されて本当に入れなくなったんですけどね(笑)。しょうがねぇから、外から『もっと楽しい話しろよっ!』とか俺が怒鳴ったら、二見も意地見せたのかな? そっからちょっと盛り上がったみたいですけどね(笑)」
「堀●●●子には『入っちゃいなよ!』って言われました(笑)。それとシ●●●●屋さんにはスゲェ怒られたんだよなぁ。『入っちゃえばいいじゃん。なんで入らないんだよ!』って(笑)。俺、『●屋さん、自分で興行打ったらわかるようになりますよ』って返答しましたけどね。それ見てね、T-1出てる女子って渋々嫌々出てんだなぁって思いましたね。彼女たちは、ある種俺のことを面白がっていた」
「でも、ある人がツイッターで言ってた『プロレスラーは●●』ってのも、言い得て妙かなとも思うんですよね。 興行打ったこともない、団体持ったこともない人たちにはわかんないんですよ。自分で会場押さえて、自分でポスター貼って、自分でチケット売ってっていう苦労がね。 ただ、呼ばれて試合してシャワー浴びてギャラもらって帰るってのだけしか経験していない連中には、あそこで俺が乱入して暴れたら迷惑被る人間がいるっていうのがわからない。だから無責任に『入れ』って煽れるんですよ」
「しかしめんど臭かったですね。暴れりゃ誰かに迷惑かけるし、無視して会場行かなきゃどうせ『飛田は逃げた!』『フニャチ●野郎だ!』とか言われて、勝手に勝利宣言されるのが目に見えてましたからね。
でもそんな糞みたいな興行のチケット買うのも馬鹿馬鹿しいし(笑)、それなら会場まで行って『とにかく現場には行った』という“マーキング”だけ残して帰ろうと思ったんですよ。それが誰も傷つかない、傷つけない最善の策かと思って」
「結果は一言で言うと“形式上門前払い”ですよ(笑)。二、三歩会場内に入りましたけどね(笑)。この記事の見出しですか? うーん、レゲエの神様ボブ・マーリーの『アイ・ショット・ザ・シェリフ』をもじって、…『アイ・ウォッチ・ザ・モニカ、…イン・新木場』とか、こんなんでどうすかね(笑)」