番組では、「会社に行かない」「友達とも会わない」という、社会との繋がりを持たず孤立している“大人のひきこもり”をピックアップ。今社会問題に発展しており、2010年の内閣府推計では39歳以下で70万人。中高年層である40歳以上にまで“ひきこもり”が拡大しているという。
松本は「僕はね、ひきこもりはダメやとは思わないんですよ。引きこもっても良いねんけど、その中で何をしているか…。ひきこもりなんて他にもいっぱいいるでしょ。博士号取る人だとか。みんな引きこもって何かを作っているワケですよ。僕らだっていわばスタジオに引きこもっているようなもんですよ」と持論を展開。
司会の東野幸治は、東京都がホームページで発表している「ひきこもり脱出のヒント」紹介。
・目標は小さくていいんです。
・焦りは禁物です。
・自分の得意分野から始めてみましょう。
・相談相手を見つけましょう。
・他人に頼ってもいいのです。
・過去にこだわらないでいきましょう。
・失敗してもよいのです。
・身近な社会資源を活用しましょう。
・希望を捨てずに、ゆっくりと。
東京都が発表しているアドバイスに対して、松本は「ちょっと甘い」と指摘。「本当に一回叩き出すしかないんじゃないか!? 俺ならそうするからな」と解決策を発表。「例えば期限を切るとか。本当に来年ええかげんにせぇよって。そうしないとダラダラいくよね!?」と熱弁。期限まではあくまでも丁重なケアをするという前提で、「期限切ってどつくっていうのが良いと思う。俺は1回してみたい」と明かした。
また、ひきこもりの報道に対して「本当はこういうのテレビで取り上げない方がいいんじゃないですか!? 引きこもっている人って家でテレビ見てるから、俺の同志はこんなにいっぱいいるんやと思って、どんどん強気になって引きこもるから」と不快感を露わにした。