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阪神 年俸4億円の島谷敬に引導を渡す「助っ人補強」

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提供:週刊実話

 大砲タイプの新外国人選手を緊急補強へ――。7月初旬、矢野阪神が米マーリンズ傘下3Aのヤンゲルビス・ソラルテ内野手(32)を筆頭に、駆け込み補強に向けてすでに動き始めていたことが報じられた。

 シーズン途中の外国人選手の獲得は「いつものこと」と一笑したファンもいたかもしれない。しかし、今回は違う。この一報には“別の意味”が含まれていた。

「西武のメヒアなど、構想外となった他球団の外国人も同時に調査しているらしい」(ベテラン記者)

 チーム本塁打54は、リーグ5位(7月8日現在)。首位巨人は105本だから、半分程度しか打っていない計算だ。「現有戦力で戦う」とした球団フロントの言葉は撤回されたようだが、順位は2位。Aクラスを確実に狙える位置にあるため、ファンも納得するだろう。

「最有力候補とされるソラルテが内野手というのが気になります」(球界関係者)

 この時期に行われる新外国人選手の補強には“メッセージ”が込められていることがある。思い起こされるのは、’09年オフのことだ。

 当時、球団は赤星憲広氏との契約を巡ってモメていた。’09年途中、赤星氏は頸椎椎間板ヘルニアを悪化させると同時に中心性脊髄損傷という重傷を負った。しかし、本人は現役続行の意思が強く、球団との交渉は継続中だったが、そのタイミングで「新1番バッター候補」にマット・マートンの獲得が報じられたのだ。

 この一報を見て、赤星氏は現役続行を諦めたという。今回、ソラルテ獲得の動きにドキッとした選手もいたようだ。
「打撃不振に苦しむ38歳の鳥谷敬、42歳の福留孝介は感じるものがあったはず」(同)

 また、戦力補強に関して、こんな情報も聞かれた。
「昨年オフ、阪神は日本ハムとの契約が切れたレアードの調査に動いたが、結局、マルテ獲得に踏み切った。だが、千葉ロッテで活躍するレアードの姿に後悔しているようで、日本の野球に慣れている『他球団のお古』のほうが当然、リスクも少ないと考えている。つまり西武のメヒアを獲る可能性は最後まで捨てられない」(前出・ベテラン記者)

 打率が1割台前半で代打要員となった鳥谷だが、矢野燿大監督(50)はいい場面で使おうと思っているのだろう、試合終盤の好機で起用する。しかし、相手にとっては1点もやれない場面であり、好投手との勝負となる。その結果、復調のきっかけを掴むのも、逆に難しくなっている。

 5年総額20億円という大型契約の最終年を迎えた鳥谷。赤星はすっぱりバットを置いたが、名球会入りを果たした功労者はどのような選択をするだろうか。

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