だが、実はビリケンさんの写真は4つ(都合3枚)存在していたのだ!
右の写真をご覧いただきたい。なんと大阪城ホールの屋根に透明なビリケンさんがうっすらと笑みを浮かべこちらを見ているのではないか…!
体の大きさはこれまでに紹介したビリケンさんのなかでも最も巨体で、延床面積が31,064mもある大阪城ホールの屋根に鎮座していたり、トラックや通行人の大きさから考えるにその大きさはゆうに30メートルはあるだろうか。その姿はまるで怪獣である。
しかし、そのほほ笑みはまるで七福神・布袋様のように豪快かつ優しい顔つきである。
まさに「あらゆる幸福を呼ぶ神様」の名に恥じないくらいに見事なビリケンさんである…が、ここまで明確にバッチリ写っている写真だと、さすがにちょっと怪しいというか、偽物やフェイクの可能性が限りなく高いだろう。
確かにこの画像のビリケンさんはパッと見、雲や霧にも全く見えないため自然現象や超常現象の類いとは考えづらい。しかも、あまりにハッキリ写りすぎているがゆえにフォトショップなどで人工的・機械的に付け足したスモークのように見えてしまう。また、アングル的に見てもシンボルである大阪城や大阪城ホールを意図的に写しているようにも見えるため、この写真に関してはあくまででも「シャレ」の一環までに見ておいたほうが正しいだろう。
だが、しかしこれまでのビリケンさん写真のように「おめでたい」一枚であることは変わりないだろう。
「幸福を呼ぶ神様」は本当に存在している…?
(山口敏太郎事務所)