現地で小出は、寺の手伝いと畑仕事を中心に生活し、外出はほとんどしなかったという。人目を避けるように、謹慎中に島の生活を選ぶ芸能人はほかにもいる。
「ビートたけしは、1986年に『フライデー襲撃事件』を起こし、執行猶予付きの有罪判決を受けます。判決が確定するまで謹慎生活を行い、最初は軍団のガダルカナル・タカの実家である伊豆の旅館に滞在するも、のちに沖縄県の離島である石垣島に移ります。多くの人間が去っていく中で、島まで訪ねてきてくれたのが島田洋七で、2人は今でも深い友情で結ばれています」(芸能ライター)
謹慎生活ではないが、ナインティナインの岡村隆史も、体調不良による休養中にある島に滞在していた。
「もともと石垣島に足繁く通い、映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』で主演を務めるほど沖縄に入れ込んでいたので、南の島に滞在していたのかと思いきや、親戚のいた兵庫県の淡路島を選んだそうです。大阪の実家にも近く、観光客も多くは訪れない場所なので選ばれたのでしょう。外出といえば、たまにイカ釣りに出るくらいだったそうです」(前出・同)
人目につかないのはもちろん、都会の喧騒を離れ、自分を見つめ直す場所として島は最適なのかもしれない。