モラルが低下しているのか、社会がより高いモラルを求めるようになってきているのかは考察の余地がありますが、トイレを使った後に流さないというのは、日本人であればモラルの低い人と言っていいでしょう。
そんな使用後のトイレを流さない人に痺れを切らした市役所職員が、簡単な方法で使い手のモラルを上昇させた例が話題になっています。伝えているのは、「市役所の職員なんだが(はてな匿名ダイアリー)」(http://anond.hatelabo.jp/20101005000706)という記事。
使用後に水を流さない人が多いトイレに困っていた彼がしたことはたったこれだけ。
「ある時、ひらめいた俺は、トイレの入口の所に、小さな貯金箱を置いて、『水を流さない場合は、この中に10円入れて下さい』と書いておいた。そしたら、効果てきめん! 誰も見てない公園のトイレのはずなのに、汚れが全然違ってた」
田舎の無人販売所などの例もあるように、人が見ていなくてもお金がかかるとなぜかモラルが働く日本人の不思議な性質を利用した面白い事例ですね。
■貯金箱でいたるところのモラルを向上させよう!
さて、モラルが低い場所は何もトイレだけではありません。たとえば、コンビニや電車の中で座り込んでしまう若者達。
「ココに座る場合は10円入れてください」
という張り紙を貯金箱とともに、コンビニ前や電車の中においておくのはどうでしょうか。
あるいは、公園や観光地に
「ここでいちゃいちゃする場合は50円入れてください」
というのはどうでしょうか。もちろん、「え、50円くらいだったら払っていちゃいちゃしようよ〜」というカップルもいるかもしれません。
しかし、実際に払おうとして財布を取り出して50円玉を摘み上げて…となったときにちょっと冷めてしまうのではないでしょうか。あるいは、
「えー、こんなところで50円払うくらいならぁ、もっといいところ行こうよっ」
「あはっ、お前まだ昼間だぜ」
「いや〜ん」
となってどこかに行ってくれるのではないでしょうか。
そんなわけで、張り紙と貯金箱を自分の行動範囲に設置しまくれば、目障りな地べたに座る若者や、カップル達のいちゃいちゃを見なくてすむかもしれません。自分の近所の環境が良くないとお嘆きの方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。(peropero)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/