緑豊かな大自然が広がる春の高尾山を写したなんとも印象深い一枚であるが、実はこの写真には不思議なものが紛れ込んでいる。
写真の中央下に注目していただきたい。
木でも無い、枝でもない透明なヒョロッとした物体が写り込んでいるのがおわかりだろうか?
まるでアニメ『ムーミン』に出てくる妖精「ニョロニョロ」のような不思議な生物である。しかもこの物体の模様をよく見てみると、人の顔ようなものが3つほど見られる。
まるで「人の怨念のつまったニョロニョロ」とも言 うべき、この物体は一体なんなのだろうか?
山口敏太郎事務所ではこの物体を熊本県に伝わる妖怪「アスコココ」ではないかと睨んでいる。
「アスコココ」とは煙のようなものに化け物の顔が複数浮かんでいる不気味な妖怪で、漢字にすると「彼処(あすこ)此処(ここ)」と書かれるという。
化け物の顔が複数浮かんでいるという表現はまさに、この謎の物体に当てはまっているではないか。
そもそも高尾山には天狗の伝説が残っており、高尾山内には天狗の銅像が立ち並ぶ薬王院があり、高尾山内でも人気のスポットになっている。
また八王子市には心霊スポットが数多く存在しており、リアルライブでも度々取り上げている道了堂跡や八王子城跡、高尾山のふもとに位置する 裏高尾町にある水子を供養する「真の道」など八王子市は東京都内でも有数の心霊スポット密集地帯である。
もっとも、光の加減でアスコココに見えている可能性も否定できないが山口敏太郎事務所では妖怪「アスコココ」の再度調査と、高尾山の現地取材を近々行なう予定である。
さらなる続報をお待ちいただきたい。
写真:楠岡辰彦(フリーカメラマン)
文章:山口敏太郎事務所