「新企画」と銘打たれて放送されたこの企画は、「体重ピタリと当てられたら1万円差し上げます」として、街行く人に体重を聞いたあと体重計に乗ってもらい、自己申告の体重と合っていれば賞金1万円を授与する、というもの。番組は「人はお金さえ払えばカメラの前で秘密を語る?」と煽りつつ、ロケで一般人に声を掛けていった。
しかし、いざ企画が始まってみると、ロケクルーが声を掛けるのはすべて女性。最初に声を掛けた女性は「体重はちょっと……」とためらったあと、「もしかして太ってる人をリサーチしてるの?」と指摘。これに対し、「現場に緊張感が走る」とナレーションが入っていたが、その後も体重100キロを超えた女性に話し掛けるなどしていた。
この放送に視聴者からは、「他人のプライバシーを番組のネタにするのは悪趣味」「なんで女性に限定した企画になってるんだろう。悪意を感じる」「女の人にだけ声かけてるの謎。炎上したいの?」といった声が集まっていた。
「企画に挑戦してくれた人が全員女性だったという点で、視聴者の違和感を買ってしまった上、『お金で釣るという行為にも品がない』といった声が寄せられてしまいました。企画に登場した人の中には、0.1キロ差まで当てることができたものの、賞金は授与されず。その点に対しても、『0.1キロは誤差だからあげればいいのに』『着てるもので変わるし、プラマイ0.1キロは許しなよ』という指摘も寄せられました」(芸能ライター)
他人のプライバシーをテレビ番組が扱うことについて、敏感になっていることもあり、批判が寄せられてしまったようだ。