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本誌記者“恐怖”の爆笑体験記『マッチングアプリで上玉の美女に会ったのに…』−②−

 マッチングアプリで出会った田中麗奈似の美人・レナ(仮名)に、出会ったその日にセミナーに誘われた私。

 パンフレットには、自分磨きのためのフィットネスやマナー講習、身だしなみ講習など実にさまざまなプランのコースが掲載されていた。

 美女との食事で頭がフリーズ状態の私は、レナの真っすぐなまなざしにただただ圧倒され、話だけでも聞いてみようかと、後日その教室に2人で伺う約束を取り付けてしまった。

 数日後、今度は「明治神宮前駅」で待ち合わせ。レナは約束の時間より20分も遅刻しながら、「お待たせ〜!」と優雅に登場。しかし湧き上がる怒りは、相変わらずのエロい服装で一気に鎮火する。
「ここのカフェよく来るんだけど、前来たとき、カウンターに広末涼子がいたよ〜!」

 などとレナから周辺をガイドされながら、約束の場所に到着した。

 そこはビルの中にあるおしゃれオフィスという感じ。彼女が担当の人を呼び、私は中で待たされることになった。するとレナは「じゃあ私、他に用事あるから行くね!」といきなり帰宅。てっきり一緒に話を聞くものだと思い込んでいた私は、そのまま担当の人に呼ばれて1対1で話を聞く形になった。

 担当の人も美人。私は動揺しながら、とりあえず自分の悩みや未来像をしゃべらされることに。面接のように淡々と話してると、担当美人は「今の自分を変えたいって思ってるなら絶対入会するべきだよ!」と、突然熱意を押し付けてきた。

「これはヤバい」と、さすがに危機感を覚えた私。何とか一度持ち帰りたい旨を伝え、入会用のパンフレットと手続きの用紙をもらってその場を去ることにした。

 あのままペースに飲まれていたら、あっさり手続きを済まされて後の祭りになっていたかも知れない。

 その後、冷静になってからあらためていただいたパンフレットをのぞいてみると、
《月会費29800円…》

 あの場で話を持ち帰った自分に紫綬褒章を送りたいと思う。

 美女とマッチングし、実際にあったのが本当の美女であったとしても油断しないこと。彼女のプロフィル欄には「恋人というより気軽に出会える友人のような関係になれるとうれしいです」と記載されていたが、恋人を探していないとアピールするやつは、経験上この例が多いように感じる。

 ちなみにレナは派遣会社を立ち上げているそうで、ウェブサイトを見ると「大学を首席で卒業」「エリートな若きリーダー」との紹介が。上記のセミナーで、この成功を収めているのだろうか。

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