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石原知事がレスリングメダリスト軍団をガッチリ握手で祝福

 北京五輪のレスリング日本代表メダリスト6人が27日、東京都庁の石原慎太郎知事(75)を表敬訪問し、祝福の握手の力強さにたじろいだ。

 福田富昭レスリング協会会長率いる訪問団は、連続金メダルの吉田沙保里(55kg級)と伊調馨(63kg級)、連続銀の伊調千春(48kg級)、連続銅の浜口京子(72kg級)の女子選手4人と、フリースタイル55kg級銀メダルの松永共広、同60kg級銅メダルの湯元健一の男子選手2人。
 北京ではアテネ五輪ほどメダル数が伸びなかったため、知事は「あなたがたに救われたよ」とまずは感謝。メンバーの顔をながめて「なんで男よりも女の数のほうが多いんだ。どうも日本の男は頼りないなあ」とこぼした。女子選手の肩に手を回して記念撮影した知事は「幸せいっぱいですよ」と笑顔だった。
 伊調馨は面会後、知事の印象について「最後の最後まで緊張しっぱなし。握手の力が強かった」と目をまるくした。湯元は「握手した瞬間に“強い人だな”と思いました」と、やはりオーラを感じたという。いったい、どれほどの力で握手したのか?
 都民の浜口は「初めて都庁に入り、石原都知事さんとお会いできて嬉しいです。メダルを見せたら喜んでくださいました。心の底から東京オリンピック実現を願ってます」と話した。

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