ぼくりりは、ニコニコ動画に投稿したラップをきっかけに2015年、17歳という若さでデビュー。以降、楽曲のみならずエッセイなども発表し、若い世代を中心に人気を集めている。
引退を間近に控えた17日、ネットメディア『新R25』のインタビューに応え、引退の真相を告白。“ぼくのりりっくのぼうよみ”というキャラクター設定を説明しつつ、これまでの“炎上行為”は全て計算の上で、ストーリーを組み立てていたと明かした。そのキャラクターを“カワイイ”と思うファン層をターゲットとしていたものの、結果「ファンがキモい」と感じ、引退するに至ったとした。
ぼくりりが起こした炎上騒動のきっかけは、引退発表直後の2018年9月、自身のツイッターで「リプ欄の説教ババア軍団うざすぎワロタ」「『ファンを大切にしろ』?黙れよ説教ババア、アーティストにも客選ぶ権利あるんだよ!!!」など暴言を吐いたこと。これまで応援していたファンを中心に、批判や嘆きの声が集まり、波紋を広げた。
他にも、同年12月19日、“ブスババ抜きゲーム”など過激な動画で知られる人気ユーチューバーグループ「へきトラハウス」に加入を発表したことが話題に。翌日「方向性の違い」を理由に電撃“辞職”を明かす“茶番”が物議となった。その後、これら全てがニューアルバムをPRするための話題作りだったと打ち明けた。
今回の“暴露”インタビューについて、本人がツイッターで「ま、また燃えそうな記事が…」とコメント付きでリツイート。しかし、“燃料を投下”したにもかかわらず、ファンからの返信は「燃え切ったのでもう燃えないよ」「炎上商法に飽きた」「今はバラエティでも炎上でも、何でもいいから知名度を上げたい必死さ、めちゃくちゃダサい」「全てを見通してる俺かっけー的なこと、痛いわ」「これだけがチャンスをくれているのに全然話題にならない」といった冷めた声ばかり。“炎上作戦”は失敗に終わったようだ。
ぼくりりは18日深夜放送の『有吉ジャポン』(TBS系)に出演予定。引退宣言の真相を告白する予定のようだが、今後に注目したい。
記事内の引用について
ぼくのりりっくのぼうよみの公式ツイッターより https://twitter.com/sigaisen2