太田は「普段ネット炎上とか誰がやっているのだろう。顔も名前もわからない卑怯な連中だと思っていたけど、あいつらだな」と最初からまくしたてた。もちろんこれは太田の独断と偏見である。
だが、太田は続けて「あいつら一人じゃ何にもできない。仮装して集団になるから気が大きくなってるだけ。ネットのやつらもそうだよ。おんなじ」と語った。確かにネットの付和雷同的な空気と、渋谷に集う若者たちの姿は重なって見える。 さらに、そうした調子に乗った若者を、過去に古坂大魔王が成敗したエピソードも話された。古坂といえば、元は底抜けAIR-LINEのメンバーであり、近年、「ピコ太郎の中の人」としてブレイクを果たしたのはよく知られている。
古坂は芸人としてのプライドが高く、学園祭のライブなどで、つまらないなどと煽ってきた若者をステージに上げて、「この人が今から面白いことを言います。3、2、1、はい言えません。面白くありません」とコテンパンにやっつけていたようだ。こうした気難しさが古坂のブレイクを遅らせてしまったといえるが、当時の現場では、野次ってきた連中が舞台になだれこむこともあったという。
だが、太田は「(騒ぐ若者たちには)そこまでやんないとダメだね。わかんないから」とピシャリと言い放った。これには田中裕二も「確かに幼いんだろうね」と同調し、太田は「幼くてもいいけど、人に紛れているのが嫌じゃない。気持ち悪いよな。仮装するんじゃねえって」と言い放った。一方で、ネットで話題の地味ハロウィンは面白いと評価する場面も。
これを受け、ネット上では「太田さんのハロウィン批判スッキリしたわ」「地味ハロウィンに注目してくれてるのは嬉しい」といった声が聞こえる。太田以外にもメディアの人間から総スカン状態のハロウィンのありかたについては、今後も議論を呼び起こしそうだ。