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本格的な報道系番組にチャレンジするテレ朝・本間智恵アナの巻き返しに期待!

 入社8年目のテレビ朝日・本間智恵アナが、本格的な報道系番組に初チャンレンジしている。

 本間アナは東京都出身で、豊島岡女子学園高等学校、慶応義塾大学を経て、08年4月に同局に入社。同じ慶応出身の竹内由恵アナとは同期にあたる。

 しかし、竹内アナが「2006年ミス慶応」の肩書きを引っ提げ、鳴り物入りで入社しただけに、本間アナはなにかと損な役回りになることが多かった。

 本間アナは、同年10月から出演の「サタデースクランブル」が初のレギュラー番組となった。同年には同期の竹内アナ、八木麻紗子アナとともに、新人3人娘ユニット「業務命令」を結成し、「ヴィーナス・エスケープ」という歌を披露することもあったが、世の注目はどうしても、竹内アナにいきがちだった。

 担当する番組も、コロコロ変わることが多かったが、10年4月からアシスタントを務めた「題名のない音楽会」は、15年9月まで5年半にわたって受け持ち、本間アナの代表的な出演番組となった。

 地上波では08年10月から出演する『GET SPORTS』(日曜深夜0時45分〜)の進行を担当しているが、15年7月より、BS朝日「激論!クロスファイア」(土曜午前10時〜)の司会に就任した。

 「激論!クロスファイア」は田原総一朗がMCの報道・討論番組で、かつて日曜朝に地上波で放送されていた名物番組「サンデープロジェクト」の事実上の後継番組。15年6月までは、「朝まで生テレビ」でおなじみのベテランアナ・村上祐子が司会を務めていたが、政治部に異動したことに伴い、本間アナが抜てきを受けた。

 同番組は政治家が出演することも多く、BSながら、同局にとっては看板番組のひとつ。本間アナにとっては、事実上、本格的な報道系の番組を担当するのは初めてとなり、その舵取りに注目が集まる。

 女子アナ・ウォッチャーのA氏は「本間アナにとっては、この種の番組は初めてとなりますが、予想以上に無難にこなしていると思います。どこからどう見ても、美人アナなのですが、どうしても『ミス慶応』の竹内アナにばかり目がいって、その後じんを拝する形となってしまいました。従来、BSは日の当たらない仕事ではありますが、『激論!クロスファイア』は別。この番組で実績をつくれば、地上波の報道番組に抜てきされる可能性も十分です」と語る。

 “中堅”のポジションが指定席になりつつあった本間アナだが、これを契機に巻き返しを図ってほしいところだ。

(坂本太郎)

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