米ニュージャージー州で韓国籍の大学生が、同じ大学の学生32人を射殺した事件は、銃社会のアメリカでも銃やライフルの所持をめぐり議論になっている。犯人の学生は犯行前に拳銃を500数十ドル、日本円にして約7万円で購入したという。桁は一桁違うが、日本でも数十万円出せば、簡単に拳銃が買えるのだ。
闇組織の幹部が言う。
「地下組織のルートでは、中国のトカレフなら30万円以下で買える。コルトやS&Wでも50万〜70万円出せば手に入る。抗争が勃発すると、とたんに100万〜120万円に値上がりする。一般の人でも簡単に入手できる。それだけ、裏で銃が流通しているということ。暴力団ばかりじゃないよ。一般人や女性も多い。需要があるんだよ」