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総攻撃! 野党、大手マスコミが成敗する「悪代菅」(1)

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提供:週刊実話

 安倍政権を支える菅義偉官房長官が自滅の危機に瀕している。『桜を見る会』の対応で二転三転するグダグダ会見が元凶だ。それに続く第2、第3の地雷爆発も秒読みに入った――。

 野党国会議員は「国会閉会中でも、桜を見る会問題を徹底追及し、実質的責任者である菅官房長官のクビを取り、その上で安倍政権打倒だ」と鼻息が荒い。菅発言の綻びを間近で見てきた政治部記者が明かす。

「今では有名になった東京新聞の女性記者の粘り強い追及にも、安倍首相の森友、加計学園疑惑でも、菅官房長官はのらりくらりかわしてきた。かと思えば、時にはビシッと記者をたしなめる発言で7年間も安倍政権を鉄壁な守りで擁護してきた守護神です。これまで付け入る隙はなかった。ところが、桜を見る会疑惑では従来のポーカーフェースからたびたび顔を歪め、蚊の鳴くような小声。秘書の助けを借り、メモを見るほど気弱となる。12月4日午前の会見では11回も秘書官の助けを借りる姿に、官邸記者らは『官房長官が壊れた』の声が噴出し、あちこち騒然でした」

 菅官房長官が右往左往したポイントの一つは、桜を見る会の名簿に対する行政文書扱いに関してだ。

 今年5月の段階で共産党の国会議員が招待名簿を国政調査権に基づき要求したが、シュレッダーで廃棄したと内閣府は答弁した。ところが、その後、その時点でバックアップデータが残っていた可能性が高まったことが判明。それを提出しなかったのは行政文書開示を前提とする法に違反するとして責め立てられた。

「当初、菅官房長官は『業者に依頼しなければ取り出せないから行政文書ではない』と説明していた。しかし、以前、大騒動となった2016年の南スーダンPKO日報問題ではバックアップデータに残存していた事が判明し、当時の防衛事務次官らのクビが飛んだ。今回も同質で、専門家の間ではバックアップも行政文書の見解で一致している。そこを突かれ、菅官房長官は右往左往したのです」(同)

 言い方を変えれば、詭弁や嘘をついてまで桜を見る会の名簿を完全消去、隠したかったわけだ。

「与野党、記者間での共通認識はこうです。名簿の中には絶対、表に出したくない名前があり、露見すれば安倍政権が吹っ飛ぶ。菅氏絡みでいえば反社組織名、安倍首相絡みだとマルチ商法で家宅捜索を受けたジャパンライフの元会長を招待したのが首相枠と決定づける新証拠などと囁かれています」(夕刊紙記者)

 では、名簿が「シュレッダー」「バックアップの完全消去」で安倍首相も菅官房長官も逃げきったのか。別の政治部記者は今後の展開をこう指摘する。

「この問題は終わらない。仮に今の臨時国会が閉会しても閉会中審査で徹底追及される。それと国会が閉会しても菅官房長官の会見は毎日行われるので、そこで記者の追及は先鋭化する。というのは、一部菅シンパだった記者間でもバッシングの空気が蔓延し始めた。菅官房長官の反社とのツーショット写真の言い訳や、名簿のバックアップデータ消去説明のデタラメさなど、お粗末すぎる。国民をなめているとしか言いようがない。桜を見る会で逃げ切っても、菅官房長官の求心力を削ぐ時限爆弾がいくつも控えていますよ」
(明日に続く)

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