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交番内で排せつ物をロケット花火で破裂させた少年2人を逮捕

 いくらなんでも、いたずらにもほどがある。

 愛知県警北署は6月11日、交番内に花火を仕掛けるなど、いたずらし業務を妨害したとして、建造物侵入と威力業務妨害の疑いで、いずれも同県名古屋市北区の無職の少年(17)と建築作業員の少年(16)を逮捕した。

 逮捕容疑は、5月6日午後8時過ぎ、同区金城町の北署金城交番内で、2人は排せつ物が入ったビニール袋を机の上に置いたうえ、それにロケット花火4本を差し込んで、火をつけて破裂させ、飛び散った排せつ物の処理に当たった同署員7人の業務を妨害した疑い。掃除には、2時間近くかかったという。

 調べに対して、2人は「いたずらの延長で面白半分だった」と供述し、容疑を認めている。

 この時間帯、交番には女性巡査1人が勤務していたが、事件対応のため外出していた。交番は不在時でも、来訪者が入れるよう入り口は施錠していなかった。

 同署によると、2人は同区内の中学校の先輩と後輩。交番内に設置された防犯カメラの映像から、2人を割り出した。いずれも、過去に補導歴があった。

 2人は防犯カメラがあることに気付かなかったのだろうか。こんなことをして、おとがめなしというわけにはいかない。

 排せつ物は無職少年のウ○コだったというが、交番内に飛び散ったモノを掃除しなければならなかった署員の気持ちを思うと、さすがに気の毒になる。「面白半分だった」というが、いたずらにしては、行き過ぎだ。
(蔵元英二)

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