同ドラマは、「チーム・バチスタの栄光」などで知られる作家・海堂尊氏のシリーズ累計115万部の小説「新装版ブラックペアン1988」が原作。
手術成功率100%を誇りながらも、傲慢な性格ゆえに「オペ室の悪魔」と呼ばれる天才外科医・渡海征司郎(二宮)が、新技術の導入をめぐる不正や、病院内の権力抗争に立ち向かう姿を描く。
各紙によると、竹内は、研修医1年目の役。渡海(二宮)の常識外れの言動に反発する一方で、非力さを痛感して医師として成長していく役柄。もともと東京ヴェルディユースに所属しプロを目指していたが、医学部のサッカー部に所属する設定。
葵は、新人の手術室看護師役。渡海の天才ぶりに圧倒されながらも、とっつきにくい彼を徐々に理解していく役どころだという。
竹内は昨年前期のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で、有村架純演じるヒロインの相手役を好演。一方、葵は現在放送中の連続テレビ小説「わろてんか」に主演中。同ドラマは3月末で終了するため、「ブラックペアン」が、朝ドラ後の初作品となる。
「同局で現在放送中の嵐の松本潤主演ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』は平均視聴率が1月期のドラマの中でトップを走っている。二宮のドラマは松潤のドラマと同枠とあって、制作サイドに“失敗”は許されない。そのため、朝ドラに出演し若者からお年寄りまで知名度が高い竹内と葵を起用したのだろう」(芸能記者)
二宮主演の連ドラの前作は、14年4月期の日本テレビ系「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」で全話平均は2ケタに届かず。
それもあり、「ブラックペアン」の制作サイドにはかなりのプレッシャーがかかりそうだ。