シリアスな世界観を持つアクション・ゲームのオフィシャル・コンテンツで仰天ネタ、という不可解な情報にしばし躊躇していたが、恐る恐るホームページを覗いてみたところ、そこには自分の目を疑いたくなるコンテンツが存在していた。
なんでも『昇天の鬼』というらしいそのコンテンツ。パッと見はマウスを使ってプレイする和風ミニ・ゲームなのだが、なにやら注意書きが…。“このミニ・ゲームは快感を追及したものですが、人によってはおやっ!? と思う可能性があります”…云々。さらに豪快な筆文字で“オトン・オカンにバレずにひたすらこするべし!”とのこと…。「これは体験してみない事には何も言えまい!」ということで、この『昇天の鬼』を実際にプレイしてみたのだが、「イカツい顔をした両親に見つからないようにマウスを繰り返しクリックし、ゲージを貯め昇天を目指す」という、“墨で硯をこする”行為とかけた、いたってシンプルな内容。しかしこれが不思議とムキになって、必死にクリックしてしまう中毒性が…!
一体どんな精神状態の時に出たアイデアなのか、制作側の労働環境まで心配になってくるこのミニ・ゲームだが、『墨鬼 SUMIONI』関係者の大らかさというか、懐の広さを感じさせなくもない。ガッチガチの宣伝よりも、これくらいの遊び心があったほうが意外な反響があるかもしれない。
ちなみにtwitterやFacebookと連動した裏ワザがあったりもするらしいので、気になる方はやり込んでみては!?