中学校を卒業後、1951年に宝塚歌劇団へ入団。38期生となり娘役として活動していた。そして1955年12月31日に宝塚歌劇団を退団し、NHK大阪放送劇団に入団する。そして1969年4月に現・所属事務所であるテアトル・エコー入団した。
声優としての代表作は、1964年『ビッグX』主人公・朝雲昭役、1965年『ジャングル大帝』主人公・レオ役、1967年『リボンの騎士』主人公・サファイア役、1969年『ひみつのアッコちゃん』主人公・加賀美あつ子(アッコ)役、1971年『新オバケのQ太郎』大原正太役、1973年『エースをねらえ!』音羽京子役、『ドラえもん』(日本テレビ版)野比のび太役、1974年『ジムボタン』主人公・ジム、1975年『タイムボカン』主人公・丹平役、1977年『一発貫太くん』主人公・戸馳貫太役、『ヤッターマン』主人公・ガンちゃん(ヤッターマン1号)役、1979年『ドラえもん』(テレビ朝日版)ジャイ子(初代)、セワシなど。数多くの名作と呼ばれる作品で主人公並びにメインキャラクターを演じた。
また、『ビッグX』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』などの手塚治虫原作の作品の常連で、『ひみつのアッコちゃん』シリーズでは異なる役でアニメ全作に出演しているのも特徴である。アニメ作品以外だと、NHK教育の『こどもにんぎょう劇場』の「ぎざみみうさぎ」子うさぎ役、「かちかちやま」ウサギ役、ナレーション、「一休さん」一休役、他にも「かっぱのいたずら」、「うさぎとかめ」、「三枚のお札」などに多数演じていた。
私生活では『ドラゴンボール』で、主人公・孫悟空の育ての親である孫悟飯役などで知られる声優・阪脩と結婚。1964年頃共に大阪から上京して来たという。二人は1973年に特撮人形劇『クレクレタコラ』で共演し、2人芝居を披露している。