初日にはJR九州が抽選販売を実施。メーターなどの計器類から電車の運転台まで取りそろえ、歴戦の鉄道ファンたちを唸らせた。
京急電鉄では実際の車両に搭載しているパンタグラフを展示。普段は車体の天井にあり、架線に接触させている部分なので、詳細な写真を収めることは困難だが、今回はパンタグラルフのみの展示ということで、詳細な写真を収めたい来場者が、興味深い様子で撮影していた。
鉄道模型ショップのポポンテッダは、自社のブースで、大型ジオラマ付きの鉄道模型を展示。このジオラマは、社内でイベント用に製作しているものだということで、時間によっては来場者が模型を動かすことも可能だった。担当者の話によると、初日はかなり盛況で、順番待ちの列も形成されたとのこと。
神奈川県から来場した30代の鉄道模型ファンの話によると、こういった大きなスペースで鉄道模型を動かせる機会は、とても貴重だそうで、「海外なら倉庫とかを使ってやるのかもしれませんが、日本で大きなスペースでやるとなると、公民館とかを仲間内で借りるくらいしかないですからね」と語った。(雅楽次郎)
※記事初出時、企業名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。