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国交省の若手職員が元カノの自宅に忍び込み下着や水着を盗む

 別れた彼女に未練が残り、なんともゆがんだ行動に出た国家公務員がいた。

 警視庁蒲田署は3月18日までに、元交際相手の女性の自宅に侵入し、下着や水着などを盗んだとして、窃盗と住居侵入の容疑で、国土交通省鉄道局総務課の男性職員(24=東京都世田谷区代田)を逮捕した。

 逮捕容疑は、1月14日午後、大田区に住む元交際相手の女性(24)宅に侵入し、ベランダに干してあった下着や水着、携帯電話など計20点(約2万4000円相当)を盗んだとしている。

 同署によると、同日午後11時過ぎ、女性が帰宅したところ、部屋が荒らされていたため被害届を提出。現場近くの防犯カメラの映像から、男の関与が浮上した。

 男と女性は、13年夏から昨年5月頃まで交際。男は別れる間際に女性宅の鍵を盗み、無断で合鍵を作っていたという。犯行当日、男はインフルエンザを理由に仕事を休んでいた。

 女性宅から盗んだ物は、干してあったパンティーやストッキング、洗濯物用のかごや収納ボックスなどに入っていた下着や水着などで、機種変更で使わなくなった携帯電話も持ち出していた。

 警察の調べに対し、男は容疑を認めており、「彼女のことが忘れられなくて盗みに入った」と供述している。

 3月17日、男の自宅アパートを捜索したところ、女性用の下着や水着など27点を押収。そのうち、7点はこの被害女性の物ではないとみられ、同署では余罪を調べている。

 国交省によると、男は大学卒業後、13年4月に一般職採用で入省。同省は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認した上で厳正に対処する」としている。

(蔵元英二)

*写真イメージ

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