今春発売された同商品は、枝豆のさやから豆を押し出す感触をリアルに再現した。「人はつままずにいられない…」のキャッチコピーにある通り、手にするとつままずにいられなくなるから不思議だ。豆が飛び出すのは3カ所。いずれもさやから完全に離れず、つまんだ豆がツルんっと押し出されたり引っ込んだりを繰り返す。これを際限なく味わう玩具である。
3粒中最も大きな真ん中の豆には顔が描かれている。笑った顔、怒った顔、泣いた顔のほか、じいさん顔やパンダ顔など計12種類。どんな表情かはつまみ出してからのお楽しみで、顔とは異なるシークレットパターンもある。
今夏には、オーソドックスな緑色のほか、黄色い「レモンエダマメ」、オレンジ色の「ニンジンエダマメ」、濃いピンク色の「紅芋エダマメ」、スカイブルーの「ミントエダマメ」の計5色が登場。さらに、豆でもなく犬でもない癒しキャラ「豆しば」を描いた新バージョンが27日に発売される予定となっている。
メーカー希望小売価格は630円(税込み)。チェーン付きなのでカバンなどにぶら下げて、ひまを見つけてプニプニすればいい。何の生産性もないうえ技術向上も必要なく、ひたすら豆をつまむ遊び。この究極のシュールさがアキバ系に受けているようだ。