“ドリームステージ”ということで、まずは、「大きな夢でしたね。舞台に立ちたいという大きな夢でした」と宝塚音楽学校へ入学した当時を振り返った瀬奈。「宝塚に入った時点でトップスターになりたいという夢は絶対あったはずです」と語るが、「私はそれを大きな声で言う勇気はなかった」とも。
そんな彼女を夢に向かわせたのは、“母親”だったという。「母が信じてくれていて、とっても応援してくれて、言葉ではない愛情が私を夢に向かって駆り立てました」と説明した。そんな母に、なかなか感謝の言葉を述べる機会はなかったが、先輩から、「ちゃんと伝えなきゃダメだよ」とのアドバイスを受け、すぐにその日に感謝を伝えるために母に電話したという。ただ、「母は何のことかわからなかったみたいで、“何が?”という感じでした(笑)」とのエピソードを披露した。
宝塚のトップスターという大きな夢を叶えた瀬奈だが、「今の夢は?」と質問されると、「今は夢に向かって進みだす一歩だと思います」と語る。また、「夢というのとは違うかもしれないんですけど、家族を大切に穏やかに暮らしていくというのも夢です」と話した。
また、同発表会では、瀬奈が宝塚でおなじみのシャンシャンの持ち方を宝塚ファンである司会の中井に指導する場面も。さらに、先端のライトは電池が消耗すると全員分の入れ替えが大変なため、「ギリギリまでつけるなと小道具さんに言われていました」との裏話も披露した。
かんぽ生命では文化的活動の一環として、“かんぽ生命 夢、応援宣言”に基づき、2015年に上演する宝塚歌劇月組公演スペクタクル・ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」に協賛するほか、月組の公演で使用されてきた宝塚歌劇団の衣装や、瀬奈が持ち方を指導したシャンシャンなどの特別展示が、22日(月)までKITTEにて行うなど、様々な取り組みをスタートする。