同ミュージカルは、劇作家ニール・サイモン脚本で1977年にアメリカで公開され、主演のリチャード・ドレイファスがアカデミー賞主演男優賞に輝いた同名映画が原作となっている。役柄と共感する部分はないかと聞かれた紫吹は、「男運のないシングルマザー役ということで、何かと共感できます」と答え場内の笑いを誘った。
何度か共演経験のある岡田は、紫吹の印象について「稽古場でチョコくらいしか物を食べないので、『だめだよ』といったことがあります」とコメント。さらに「(紫吹は)今までカップラーメン食べたことないんですって。群馬県人なのに、ペヤングも食べたことないそうです」と暴露すると、紫吹は「自分でも食べたいと思わないし」と明かした。
さらに紫吹は、家事も全くしたことがないそうで、今回家事のシーンがあることに触れ、「台本読んでいたら、困ったことに皿洗いのシーンがありました」と話したが、その直後に、「いよいよ私も家事デビューです。公演が終わったころにはひとつ家事がこなせるようになっていると思う」と得意気にコメントし、笑いを誘っていた。
なお会見には、共演の中尾ミエ、子役の吉井乃歌、児玉萌々、演出家のマキノノゾミ氏も出席した。ミュージカルは8月7日〜27日まで、東京国際フォーラム ホールCにて上演。(斎藤雅道)