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松坂慶子、27年ぶりのデュエット曲は「3回も録り直しました」

 女優の松坂慶子が2日、作曲家の浜圭介氏と東京・文京区のキングレコード関口台スタジオで、デュエット曲「哀愁の札幌」の公開レコーディングに臨んだ。

 松坂にとっては、渡哲也と歌った「ラストシーンは見たくない」以来の27年ぶりとなるデュエット曲。作曲も手掛けた浜氏と、札幌を舞台にした大人のラブストーリーを歌い上げた。

 浜氏とのデュエットについて聞かれた松坂は「先生は私の歌い方のクセを全部取り払ってくれ、まっすぐな心で歌うように指導して下さった。先生は、今年お会いした人の中で一番情熱的な人」と絶賛。浜氏も「彼女のすごいところは、スタジオでレコーディングを終えたのに、家に帰って聴いてみてから、“やっぱりもう一回やりたい”と3度も言ってきたことです。その分、録り直してスタジオ代はかさんだけどね」と会場の笑いを誘いながらも松坂の意欲を称えた。

 「仏作って魂入れずじゃないけど、納得がいくまで歌いたかった」と語った松坂。新曲は22日から発売される。

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