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制作現場のずさんな実態 三浦雄一郎氏“故人”表記、なぜ起こる?

 2月8日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)において、プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏を故人表記するトラブルが起こった。番組では平昌五輪開催に向けて、元モーグル日本代表の三浦豪太氏が登場。その時、実父である三浦雄一郎氏との2ショットに「故・三浦雄一郎さん」と記されていたのだ。

 三浦雄一郎氏といえば80歳でエベレスト登頂を成し遂げ、85歳となった現在も元気に活躍している。こうした本人に大変失礼なミスは過去にも起こっている。

 「2016年6月に日本テレビ系で放送された『超頭脳トレード』において、俳優の八名信夫さんが故人と表記されたのです。八名さんが所属する悪役商会がホームページで『八名は健在で、現在も俳優として活動しております。この明らかな事実誤認につきまして、日本テレビに確認中です』と慌ててコメントを発表するほどだった」(放送作家)

 八名の母親の死亡記事を、本人のものと勘違いしたことが原因といわれるが、こうしたミスはなぜ起きてしまうのだろうか。

 「やはり、ネット検索でしか情報を探していない弊害といえるでしょう。テレビ番組で用いる情報は、かつてはリサーチャーと呼ばれる調査専属の人間が行っていましたが、近年は予算削減のためADが調べることも多いです。これは仕方がないことといえますが、テレビ番組制作やリサーチの経験が浅いADが調べてきた情報を、チェックを通さず垂れ流してしまうのは問題といえるでしょう」(前出・同)

 予算減と人材不足でテレビ番組の制作現場は“火の車”状態にある。そうした現状がミスを生み出したといえるだろう。

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