ブライアンは、1991年のフレディの死は「痛ましい」ものだったといい、今での自分の人生の大部分を占めていると語った。
「本当にいつもフレディのことを考えている。彼のことを考えない日はないよ」「そのことで、とても胸を痛めていた頃は、彼のことを話すことなんて到底できなかった。だけど、もうそういうことはない。今も現実的なかたちで僕の生活の一部なんだよ」
ブライアンはまた、エイズの合併症で死亡したフレディの死で、自分が他に何をしたらいいのか分からなくなり、バンドから「逃避」したくなったとも、当初の様子を告白している。
「フレディが亡くなった時は、家族を失ったようなもので、みんながそれぞれ違う方法で乗り越えていた。ある時、僕はクイーンからすごく逃げたくなったんだ。バンドについてどうでもよくなってしまってね。それが僕にとって一番深い悲しみに陥っていた時だと思う」
しかし、現在ブライアンは、フレディとの思い出を喜んで振り返る。
「悲しくならない瞬間がないとは言えない、だけどあとのほとんどの時間は喜びだよ」