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49歳警視、勤務中に万引きで逮捕 カニ缶に牛タン…高級志向の犯行にも呆れ声

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画像はイメージです

 9日、山形県警山形署交通官の警視(49)が、勤務中に万引きをした疑いで逮捕されたことが判明。立場のある人間のあり得ない犯行に怒りの声が相次いでいる。

 逮捕された警視は9日午前11時20分頃、山形市の百貨店「大沼山形本店」の食品売り場で、カニや牛タンなどの缶詰を5点盗んだ。その様子を見た警備員が店外に出たところで声をかけると、一目散に逃走したという。

 警備員が警視を追いかけると通行人も協力。皮肉にも一般人を守る仕事をする警察官、しかも警視が一般人に取り押さえられたのだ。そして通報を受け駆け付けた山形署の署員に引き渡され現行犯逮捕された。

 現在警視は取り調べを受けており、容疑を認めている。動機については現在のところ不明だ。警視はこの日勤務中で、交通講話を行った後、スーツでデパートに立ち寄ったのだという。行動を見る限り、「余罪」の可能性もあるが、こちらも分かっていない。

 警視という階級は、警察官では警視正に次ぐ地位で、昇進することは非常に難しいと言われる。逮捕された警視は今年4月に山形署交通第一課長から昇進しており、その働きぶりは一定の評価がされていたと思われる。誰もがうらやむ地位にありながら、万引き行為に手を染めるとは驚きだ。

 この不可解な犯罪にネットユーザーは「許せない。何を考えているのか全くわからない」「警察はどう責任を取るのか。謝罪すればいいという問題ではない」「組織全体で責任を取るべきだ」など、警視や警察組織に怒りの声が上がっている。

 一方で、「お金を浮かせる目的ではなかったんだろう。精神的なストレスがたまっていたのかも」「犯罪である意味楽になったのでは。警察をやめてゆっくり過ごしてみてはどうか」など、警視の精神的な乱れを指摘する声もあった。

 ストレスがたまっていたとしても、デパートでの万引きは許されない。しかも警視という上層部の人間による愚行は、県民の信頼を大きく裏切るものと言わざるを得ない。

 今後山形県警がどのような処分を下すのか注目される。

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