著書『秒速で1億円稼ぐ条件』の電車車両広告や、メディアへの積極的露出で知名度を上げている与沢氏。学生時代に立ち上げた衣類販売会社で年商10億を達成するも、6年目に倒産。パソコン1台しかなくなった状態から、ブログやメールマガジンを利用したインターネットのアフィリエイトで復活。インターネットビジネスの展開方法やマーケティング手法らを教材として商品化したというE-ラーニングシステムで成功を収めた。現在は、家賃総額数百万円、数千万円クラスの高級車を乗り回す生活を送っているという。
そんな与沢氏の出演とあって、テリーは、与沢氏のスタジオ入り前から、「先ほどちょっと会ったんですけど、すごい美人を(連れていて)、レースクイーンかと思ったんですけど、そうじゃないんですよ!」「稼ぐ金もハンパじゃない。一夜にして何億も稼いでしまう!」などと大興奮。
与沢氏がスタジオ入りし、生放送が始まると、与沢氏の口から、半年に一人で営業利益5億円を稼いだことや、一日に最大1億円を稼いだことなどが飛び出した。テリーはもうびっくりで、与沢氏が成功させたという「信頼を作るストーリー作り」の方法などに耳を傾けた。与沢氏は、「会社員として働くか」「起業するか」のどちらかに偏っていたという発想に、もうひとつ、会社員をしながらでも、あるいは起業しながらでも、「インターネットで稼げますよ」という発想を提示したという。与沢氏いわく、「私もできるかもって、みんな思ったということです」。テリーは、「俺も朝早く起きている場合じゃないよね」と感嘆していた。
番組では、リスナーからの質問に与沢氏が答えるコーナーもあった。会社の上司がダメでモチベーションが上らないのですがどうすればよいのでしょうか? という相談には、「僕だったら辞めますね」と即答。与沢氏のトークの時間はあっという間に過ぎて行った。
生放送終了後、リアルライブの取材に応じてくれた与沢氏に、今後、目指すものを伺った。現在は、6月3日に設立したという新会社で、スマートフォン向けの写真に関するWEBアプリケーションサービス事業を展開し、「スマートフォンでの写真の市場に革命を起こしたいです」と答えてくれた。
また、ビジネスを展開し、利益を積み上げていくことは、与沢氏にとっては、「目的」ではなく「手段」という。
「今一番やりたいのは、日本人の5000万人くらいが使ってくれる(スマートフォン向けの写真)アプリケーションを作りたいというのが一つです。その後は、アジアなどへ行き都市開発などをやりたいです。水道を通したりとか、人がいない所に家を建てて、ビーチにクラブを作ったり、ホテルを誘致したり、カジノを作ったりなど。また、外国人の人が『日本、いいな』『日本へ遊びに行きたいな』ともっと思うような国にすることにも関与したいです。そのために、お金を作りたいと思っています」
稼ぐ金額も、温めているプランも壮大な与沢氏だが、今度どのような活躍を見せるのか、注目が集まっている。(竹内みちまろ)