ただ、あえて「奇数枚が良い」とする伝統的な考え方をこじつけようとすれば陰陽道に偶数を「陰」、奇数を「陽」とする考えがあるため、奇数を「吉」とする考え方をとることはできる。しかし、それも現在よく言われるような「2」で「ペア」をあらわす意味とほとんど同じような自己満足的な意味づけにすぎないので、必ずしも偶数が悪いということにはならないらしい。
とはいえ、今の結婚式場では予算を計算するにあたり、ひとり3万円のご祝儀を想定して計画を立てることも多いそう。特別な理由がないかぎり、3万円払ってあげるのが優しさかもしれない。