他にも女性タレントは、いつ、どこでカメラを向けられているか分からない恐怖に襲われている。元モーニング娘。の藤本美貴は自動車の運転中、隣の車の後部座席から盗撮されていたことをブログで打ち明け、モデルでタレントのマギーは、搭乗した航空機内で盗撮被害に遭ったことをTwitterで実況していたこともある。藤田ニコルはモデル仲間の紗蘭と念願だったというナイトプールに訪れた際、盗撮の餌食に遭っている。
そんな盗撮被害でよく聞くのが、露天風呂。
「古いところでは、加藤あい、深田恭子、鈴木紗理奈といった有名人が、同じ露天風呂と思われる場所からの盗撮被害に次々と遭っていたと言われています。中には経営に行き詰った旅館が、盗撮の専門業者と結託して犯罪に手を染めるという事例もあるようです。藤原紀香の場合は、『大手メーカーのイメージガールとして活躍したN・F』という触れ込みで一時期DVD映像が出回っていました。もちろん真偽は定かではありません」(同)
その毒牙はスポーツ界にも。
「過去にはバレーボール女子日本代表と思われる選手のトイレシーンが流出したことがありました。胸に大きくチーム名が書かれたユニホームを着ていることから、試合会場となった女子トイレにカメラを仕込んだとみられています。さらに、他の選手を含めた50人以上のトイレシーンをまとめたDVDが、闇業者で高値で取引されていたこともあったようです」(同)
地下経済の中でも、特に盛んと言われるのが盗撮ビジネス。だが、求める人々がいる限りなくならない。その根絶はいつになるのだろうか?