もともと午後10時にあった「嵐」がメーンを務める「嵐にしやがれ」が1時間早い午後9時枠に。土曜午後9時に入っていたドラマを午後10時からにした。「若年層からも人気のある嵐の番組をもうちょっと早くしたほうがいいという思惑ですが、要はテコ入れ。土曜夜10時は激戦区と言われているから早い時間にして視聴率を上げようという、ジャニーズの次期社長とも言われているジュリー副社長のご機嫌を取ろうというのが日テレの思惑です」(制作会社関係者)。
その結果の通り4月に入って特番が14.2%、通常編成になってからも二ケタキープで視聴率をアップさせている。「その一方で亀梨和也と山下智久の『ボク、運命の人です。』が失速してしまった。初回こそ12%でしたが、2話目から一ケタに突入し、下げ止まらない。完全に激戦区でやられてしまった。でも、局内では何の問題にもなってませんし、むしろ『嵐にしやがれ』の数字が上がったことに『良かった』と歓喜しているくらい。まあ、今回の編成を決める際に、日テレ幹部が『日テレはジュリー副社長と心中します』と冗談を言ったとも言われていましたが、その通りなんでしょうね」と同関係者。
亀梨と山下の「亀と山P」は「青春アミーゴ」の「修二と彰」のコンビ復活と注目され、ブームの再来もあるのではと言われてきたが、その雰囲気はなし。嵐の扱いに完全に割を食った形となったようだ。
*写真 亀と山P、木村文乃の3人で踊る“ボク運ダンス”が話題だが…