そして、亀梨和也は3月25日に主演映画『PとJK』が公開。さらに、枠移動する“土10”で4月スタートの連ドラ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)でも、同じく主演を務める。同ドラマで注目されるのは、亀梨と“戦友”山下智久の再会だ。2人はドラマ期限定で“亀と山P”を結成して、主題歌も歌う。
亀梨と山下といえば、“修二と彰”。およそ12年前、W出演ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(同)から誕生して、デビュー曲『青春アミーゴ』をリリースすると、いきなり162万枚を売り上げ。海外出荷数も含めると、ダブルミリオン超えを達成している、文字どおり伝説のデュオだ。
桐谷修二を演じた亀梨が修二で、草野彰を演じた山下が彰。このころ、山下はNEWSのメンバーで、亀梨はCDデビュー前。そろって立場が違うことも、プレミア感が増した要因だった。さらに、山下が当時プライベートで親しかったのは、ダンスユニット時代のKAT-TUNで、亀梨と人気を二分していた赤西仁。亀梨と犬猿の仲だったため、山下は“赤西派”と見られていた。
しかし、KAT-TUNが念願のCDデビューをはたし、山下がNEWSから脱退し、KAT-TUNも相次いでメンバーが抜けていくと、互いの溝が埋まった。20代前半にはゴルフという共通の趣味も生まれ、私生活をともにするようになった。
恒例の大みそかライブ『ジャニーズカウントダウン2015-2016』で、2人が久しぶりに『青春アミーゴ』をそろって熱唱すると、東京ドームがその日いちばんの大歓声に包まれ、復活待望論が上がった。そんなファンの想いを知ってか、昨年の正月は、山下が亀梨の実家で過ごしている。
同年8月の山下のソロライブでも、2人がサプライズ復活。今年の正月も、山下は大みそかの“カウコン”終わりで初詣に行った帰り、亀梨家に乱入。家族や姪、甥に加え、後輩のKis-My-Ft2・横尾渉、A.B.C-Z・河合郁人とのんびりした。
待ちに待った修二と彰の復活と、レベルアップするKAT-TUN。本格的な再始動のゴングが鳴るまで、あと少しだ。