写真には地元の軍人を筆頭に数人のギャラリーが集まっている様子が写っているが、ワニの体長はギャラリーを全員足しても余る程であり、全長は10メートル以上あるのでは? ともっぱらの話題である。
さて、今年2014年は日本ではダイオウイカやケサランパサランの大量捕獲、海外では猫型未確認生物の目撃証言が多発した年であるが、実は巨大ワニも世界で発見された年でもあったのだ。今回のパナマ運河のほかにもオーストラリアで2回ほど獲物を襲う巨大ワニの姿が目撃されている。
ワニは恐竜の時代から生息していた爬虫類とされており、現代に住む我々がもっとも身近に「恐竜」を感じさせる動物であるといえる。日本には残念ながら(?)野生のワニは生息していないとされているが、実は25年ほど前に神奈川県横浜市の住宅街でワニに似た巨大なトカゲ型生物が目撃されたことがある。
1989年4月横浜市緑区に住む主婦のSさんは犬を連れて散歩していたところ川で謎の生物を目撃。その姿は銀色でトカゲにもワニにも似た奇妙な生物で手をバシャバシャさせながらSさんの方へ向かってきたという。Sさんは無事だったものの横浜市緑区ではその後もワニに似た謎の生物の目撃が報告されている。Sさんの事件から3か月後の7月、今度は同じ緑区内でカエルのような顔にヘビのような体に赤い手を持つワニ型生物が同区に住む一般民家の庭に現れている。「庭にワニ」が現れたとは実に洒落た状況ではあるが、本当のミステリーはここからである。
このワニ型生物は庭から物置小屋に隠れ、忽然と姿を消してしまいその後、誰も目撃していないのだ。
いわゆる「テレポートアニマル(瞬間移動する動物)」一種かと思われるが、カエルのような顔に赤い手を持つ生物が本当ならば既存の生物ではなく異次元や未来からやってきた未確認生物の可能性も十分考えられる。
一般的にワニの寿命は20年〜30年とされている。事件からはまだ25年しか経過しておらず、まだ横浜市のどこかで生息している可能性がある。横浜市在住の方は是非とも川に注意していただきたい。
写真:海外で捕獲されたとされる巨大ワニの写真
文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)