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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(3/3中山・3/2阪神)

 恒例の先週の結果から。中山デビューの注目馬・ネオヴァンデロアは、スタートでワンテンポ遅れてしまったが、すぐに盛り返して好位4番手の位置取り。折り合いは付いてるようにも見えたが、鞍上がガッチリ抑えていたのでそう見えただけで実際は若干掛かっていた。3、4コーナーで外から被せられると手応えがなくなり後退していったが、直線に入り鞍上が力強く追うともうひと頑張りして6着。パワータイプなことや、まだ余裕のある体つきだったこともあり、速い上がりには対応出来なかったが、直線でのしぶとさはなかなかのものがあった。余裕のある体つきだったこともあるが、やはり距離はマイルくらいの方が合っているように思われる。次走以降マイル戦に出てきたら再度注目してもらい たい。阪神デビューの注目馬・マトリックスコードは、まずまずのスタートを切ると内枠を利して好位3番手を追走。余裕の手応えで4コーナーを回り直線に入ると、スローペースだったこともあり逃げたメイショウエゾフジが粘りマッチレースに。ゴール直前でなんとか交わし1着。もうひと絞り出来る馬体だったこともあり、直線ではじりじりといった脚ではあったが、絞れてくればもっとダイナミックな走法に変わってくるだろう。

 今週の中山デビューの注目馬は、3月3日(日)第6R芝1600m戦に出走予定のトーセンジャステス。馬名の由来は「冠名+正義」。牡、鹿毛、2010年2月28日生。美浦・鈴木康弘厩舎。父ディープインパクト、母データ、母父Roy。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は島川隆哉氏。2010年セレクトセール0歳市場において9660万円で落札された。全兄には新馬勝ちをし、ゴールドシップが勝った共同通信杯(GIII)に出走したアーカイブがいる。まだ幼い部分はあるが500Kgを超える大型馬。キリッとした賢そうな顔つきをしており大きさも程良い。全体のシルエットはバランスが取れてしっかりとした体つき。トモには良質な筋肉がしっかりとついておりパワータイプ。現状では芝よりダート。競馬スタイル は先行して押し切る形が合っていそう。まだ背中が少し緩い感じがするので、そこがしっかりしてくればよりパワフルな走りと芝でもやれる力がついてくるだろう。本格化は秋頃と思われる。なお、鞍上は内田博幸騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、3月2日(土)第6R芝1600m戦に出走予定のリミックスアルバム。馬名の由来は「複数の既存曲を編集して新楽曲を作る手法+アルバム。母名より連想」。牝、黒鹿毛、2010年3月11日生。栗東・友道康夫厩舎。父キングカメハメハ、母トゥーハーモニー、母父サンデーサイレンス。生産は浦河町・酒井牧場、馬主はターフ・スポート。クラブ法人・ターファイトクラブの募集馬で総額1800万円。半兄に2012年京王杯SC(GII)でサダムパテックの2着に入り、全5勝を挙げているレオプライム(父サクラバクシンオー)や、レア種牡馬ネヴァーフォゲット産駒で1勝を挙げている半兄フェニックスソードがいる。牝馬らしい如何にも切れそうな馬体をしている。トモは丸みを帯び発達 しており、頸から背中へのラインが流れるようで推進力がありそう。胸前に深さがあり内臓面が強そうだ。距離は1400mから2000mくらいまでが良さそう。なお、鞍上は和田竜二騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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