そもそもJリーガーはほかのプロスポーツとは違い、角刈りやスポーツ刈りではなく、茶髪やロンゲ、今風の髪型の選手が大半。だが、A代表内では、そんなヘアースタイルの話すらご法度というから驚き。
某サッカーライターの話。「ハゲネタがNGだったのは、ジーコのとき。もちろん当時薄くなってきていた監督に、代表選手たちが気をつかったのもあるでしょうが、実はあのときほかにも薄毛の話題をできない選手がいました」
薄毛を気にしていた選手とは。前出ライターが続ける。「キャプテンのツネ様(宮本恒靖)。彼は写真を下から撮られるのを嫌ってるってウワサがあって、それでみんなが自然と髪の話題をしなくなったと言われてます。当時は自慢のミディアムヘアーを束ねるためにヘアバンドをしてましたが、あれは前からハゲてきてるのを隠しているためだったとか…」
岡田ジャパンに宮本は選ばれていない。「現代表ではどうかはわかりませんが、闘莉王の額があがってきてるのはみんな思っていることでしょうから、いまだにハゲネタNGのムードはあるかもしれません」(前出ライター)。フサフサの“ボンバーヘッド”中澤佑二の傍ら、いまだに「ハゲ」がNGワードだというなら、誠に皮肉な話だ。