元衆議院議員の金子恵美氏は「顔ぶれが変わって一時的に支持率が上がって、じゃあ選挙かというと、そこも簡単じゃないくらいマイナンバーカードがちょっとアキレス腱になっているかなという印象はありますね」とコメントした。
そして、個別の人事の動向にも触れられた。注目なのは、マイナンバーカードの混乱が収まらない河野太郎デジタル担当大臣と、自身のプライベートに関する“文春砲”が直撃した木原誠二官房副長官だろう。この両者が続投するか否かが気になるところだ。
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マイナンバーカードの混乱は河野大臣に批判が集中している。金子氏は「ずっと、河野さんがこの問題を継続してやるべきだってみんな思うと思うんですよね」と前提を確認。続けて、「でも、好都合なことに、やってもらった方が矢面に立ってずっとやってもらえるという岸田さんの狙いも、私はなんか見え隠れする」と裏事情を語った。
さらに、金子氏は河野大臣の立場については「全部これ、責任負わされるというところだと、河野さん自身は嫌だと(考えていると)私は思っています。私は、このポストは」とコメントした。
また金子氏は、木原官房副長官は岸田首相にとって、「今、官邸の中で岸田さんのさまざまな相談に乗ったりとか動いているのが木原さん」と重要な役割であると立場を解説。「岸田さんとしては、できれば懐刀にここにいてもらいたいと思うかなと」と語り、「それをもし代えるとなったら、よほど周りからの反発が強いってことで代えざるを得なくなっているかもしれない」と予測した。
これには、ネット上で「木原さんは辞めざるを得ないんじゃないかな」「河野さんにマイナンバーの全責任押し付けてる感じは確かにある」といった声が聞かれた。