9月2日に台北市の国父紀念館大会堂で単独公演が決定し、そのPRで会見。2019年に次女でモデル、Kōki,の仕事に付き添って現地を訪れているが、公式訪問は1993年のアジアツアー以来30年ぶりとなった。
90年代の台湾でのJ-POPブームやドラマの流行に乗り、代表曲「慟哭」「黄砂に吹かれて」が中華圏の歌手にカバーされ、出演ドラマ「あの日に帰りたい」(93年、フジテレビ系)が注目を集めるなど、同地での人気は絶大。
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そのため、正午前に台北・松山空港に到着した際には、地元メディアとファン約300人が詰めかけ、「シーちゃん!」「アイラブユー!!」と野太い歓声が飛び交い、もみくちゃになる一幕もあったのだとか。
50社以上、約150人の報道陣が出席した会見では、「30年前に歌った曲や皆さんに知っていただいているシングルをいっぱい入れたい」とライブへの思いを語り、「ナッツ入りのヌガーキャンディーが大好き」と好きな台湾の菓子を挙げて会場を盛り上げたという。
「このところ、以前に比べてテレビ出演などの仕事量が増えているが、まさかの海の向こうでのライブを開催。台湾で年内は〝静香ブーム〟が巻き起こるのでは」(音楽業界関係者)
最近では、長女でフルート奏者のCocomiと次女のプロデュースを手掛け、〝裏方〟としてもその手腕を発揮しているが、今回の台湾公演も大きな狙いがありそうだ。
「親日家が多い台湾でコロナ禍も明けた。そこで、夫の木村拓哉も含め、家族総出で台湾の一流クライアントの広告案件を狙っているのでは。そのうち、台湾の街中がキムタク一家だらけになっているかもしれない」(芸能記者)
夫と娘2人のために表と裏で一家をもり立てているようだ。