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滝沢秀明氏、ジュリー社長への不信はカネきっかけ?“悪者”押し付けられ愚痴も<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>

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 ジャニーズ事務所(以下、ジャニーズ)の元副社長・滝沢秀明氏が立ち上げた新会社「TOBE」の公式YouTubeチャンネルが2日に生配信され、元V6でタレント・三宅健が共に活動すると発表。同時に三宅の公式サイトやファンクラブの開設も明らかになった。7日にも同チャンネルにて、元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太の合流を発表。インスタグラムにそれぞれの個人アカウント、2人合同のファンクラブも開設された。

 滝沢氏は1995年、13歳でジャニーズのオーディションを経て入所。Jr.時代、滝沢氏の人気は絶大ですさまじく、ステージでは不動のセンターとなる一方でドラマや映画、CMなどの数多くの作品にも出演。まさに別格の存在であった。2006年から主演・演出を担当し、腹筋太鼓などの名物演目を生み出した人気舞台『滝沢歌舞伎』は知られるところ。2018年12月、芸能活動から引退し、以後はジャニーズのスタッフとして後進の指導に専念。2020年にはSnow ManとSixTONESをデビューさせるなど剛腕プロデューサーとしても名をはせた。しかし同年10月、ジャニーズ退社とジャニーズアイランド社長退任に至った。

 退社の際、本人からのコメントや会見もなかったことで、藤島ジュリー景子社長ら創業者一族との衝突が一部でささやかれた。滝沢氏の退社に衝撃が走った翌11月、ニュースサイト『東スポWeb』は、両者の確執を報じた。

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 「滝沢氏は故・ジャニー喜多川氏からプロデューサーとしての才能を見初められ、それに応えるかのように若手の育成に奔走してきました。とくに、自身が手掛けたSnow ManとSixTONESにはデビュー後もかなり目を掛け、コンサートにも足しげく通っていたそう。そんな滝沢氏がジャニーズを離れるというのは、にわかには信じがたいことでした」(芸能ライター)

 記事によると、同年10月にSnow Manのライブが開催されたのだが、そこにいつもいるはずの滝沢氏の姿がなかったとのこと。これに関係者は、「Snow ManもSixTONESもタッキー(滝沢氏の愛称)の管轄から外れて、ジュリーさん案件になっていたというからびっくりしました」と語り、育ての親である滝沢氏の手から離されていたというのだ。

 かつてジャニーズは、ジャニー氏が育成やプロデュース、姉で元副社長の故・メリー喜多川氏が経営やデビュー組の運営と分業していた。だが、後継した両者はどうやらうまく役割分担されていなかったようだ。こういった不満からか一時期、滝沢氏は“激ヤセ”が指摘され、周囲からは「タッキーはヤバイかも」といった話が浮上していたという。

 滝沢氏の副社長就任以降は、所属タレントが不祥事を起こすと厳しい処分が下されてきた。同誌は、「これも滝沢氏の意向」とされてきたとしていたが「実際にはタッキーに処分を決める権限はなかった。タッキーも『いつも俺ばっかりが悪者になる』とグチをこぼすこともあった。うまく利用されていると感じていた」といった関係者の話が掲載されている。

 同年11月、本サイトでも両者の確執について触れ、存続が危ぶまれる『滝沢歌舞伎』の待遇において、過去に滝沢氏がジャニーズともめたという経緯を報じた。2018年の『週刊女性』(主婦と生活社)の記事を取り上げ、ある時『滝沢歌舞伎』に出演するJr.へのギャラ支払いが、かなり遅れたことがあったという。すると、滝沢氏は自らジュリー社長の元へ出向き「みんな寝る間を惜しんで稽古しているのに、なんでギャラが入ってないんですか!」と激怒したようだ。同誌は、この一件で滝沢氏がジャニーズに対して不信感を募らせる要因の一つになったとしている。

 今や、ジャニー氏の性加害問題で窮地に追い込まれたジュリー社長。近年、退所者も続出し、一部の“辞めジャニ”がTOBEとの合流もささやかれる。滝沢氏が今後、どのような展開を繰り広げるのだろうか。しばらくは両者から目が離せない。

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