北山は2002年、16歳のときに先輩タレント・山下智久に影響を受け、ジャニーズ事務所に入所。2011年8月、Kis-My-Ft2として「Everybody Go」でCDデビュー。2019年公開の映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』で映画初出演にして初主演を果たす。以降は、俳優としても頭角を現し、様々な作品に出演。ジャニーズを代表するタレントへと成長を遂げた。
そんな北山にも“共演NG”説が浮上。2020年8月、北山が生出演した『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、オーディション番組出身の男性アイドルグループ・JO1のメンバーとの「共演NG」疑惑が持ち上がり話題となった。
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この日、北山は同年にMCを務めた『24時間テレビ』(同)のPRを兼ね、スタジオゲストとして登場。だが番組の途中、プロマジシャン・MASA MAGIC氏によるマジック披露のコーナーが終わると同時に、突然「北山さんも今日はここまでのご出演となります」とアナウンスされ、北山はスタジオから去っていったのだ。
この唐突な退場劇に、共演していたオードリー・春日俊彰は驚いた顔を見せ、何より北山本人があ然としていた。これに、同月のニュースサイト『WEEZY』では、「いささか違和感の残る途中退室」と報じ、「事前に打ち合わせされていなかった」と示唆した。
そして、番組は北村の退出後にコーディネート企画へと移り、そのVTRにはJO1・川西拓実が出演。北山の登場時点ですでに番組後半に差しかかっていたため、よほどの事情がない限りは終了まで出演していてもおかしくはない。これに視聴者からは、「JO1はジャニーズ事務所から“共演NG”にされているのでは?」といった声が続出し、同月のニュースサイト『エンタMEGA』は、「JO1とジャニーズタレントの“共演NG”が露骨すぎる」と報じた。
「JO1は韓国の人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!、TBS系)出身の11人組男性アイドルグループで、昨年の『NHK紅白歌合戦』にも出場を果たし、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのある集団です。ジャニーズ事務所はかつてDA PUMPやw-inds.・AAA(現在活動休止中)といったジャニーズと競合する男性メインのグループが『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などの音楽番組に出演できないよう工作していたという疑惑もあります。現在では、JO1をはじめINI、BE:FIRST、Da-iCEといった多くの人気グループが『出たくても出られない』状況になっているといった話も漏れ聞こえ、ファン層の重なるライバルグループとみなせば、ジャニーズが“共演NG”にしていてもおかしくはないといいます。このことから、北山の番組退場は個人的な拒否ではなく、ジャニーズタレントを対象とした“共演NG”ではないでしょうか」(音楽番組関係者)
歌番組には欠かせない存在のジャニーズだが、その一方でJO1のパフォーマンスはテレビで目にすることがまれ。実際、JO1は多数の歌手が名を連ねる長尺の音楽特番が複数あったものの出演率は極めて低いともいわれている。
この不自然なほど少ない背景が、ジャニーズ事務所による妨害があるのかは定かではない。だが、同月の『WEEZY』は「オリコン週間ランキングで1位を獲得した期待の新人グループがここまで音楽番組から干されているのは不思議なこと」と疑問を投げかけ、「こうした不可解な現象が起きている以上、ジャニーズグループとの“共演NG”が囁かれるのも無理はない」と持論を語っている。
ジャニーズ事務所は、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)の“性加害問題”でかつてない窮地に立たされている。これに伴い、ネット上では『ミュージックステーション』の“ジャニーズ枠”に対し、見直しを求める声が強まっているようだ。
一部報道では、北山が2022年10月に同事務所を退所したTOBE代表取締役社長・滝沢秀明氏と合流するのではと報じられている。退所後の動向にも目が離せない。