最終回は、速見穂香(波瑠)は、山本知博(高杉真宙)からプロポーズされる。しかし、速見は「ちょっと距離を置いた方がいいかも」と告げてマンションから出て行ってしまう。突然のことに動揺する山本。するとそこに、古賀一織(中村蒼)が訪ねて来て――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
>>『わたしのお嫁くん』、主人公カップルに「イライラ」? プロポーズ拒否で不満の声相次ぐ<<
家事ができないキャリアウーマンの元に、家事完璧な年下男子が“お嫁”としてやって来るというストーリーが描かれた本作。
最終回では、福岡の新会社に異動になった山本と速見が別れることになるも、出発当日、速見が空港に駆けつけ、改めて告白。よりを戻し、遠距離恋愛を始めるという王道恋愛ドラマらしいラストに。
しかし、ネット上からは「これで終わり?」「ベタベタのラストじゃん、つまらない」「こんな中身のない最終回になるとは思わなかった」といった声が聞かれることに。男女のジェンダーロールが逆転したストーリーだった一方、王道ラストに不満を抱いた視聴者が多かった。
さらに、より批判が集まるポイントがあったという。それが、放送直後に発表された「特別編」の存在。放送終了直後から、フジテレビの動画配信サービス『FOD』での配信が発表された。
「もちろん、特別編を視聴できるのは有料会員のみ。最終回から1年後が描かれた約50分のドラマでしたが、最終回が物足りない内容だっただけに、作品ファンの怒りがこの有料の特別編に向く事態が起こっています」(ドラマライター)
ネット上からは「は!?FOD!?」「最低〜そういうことするの日テレHuluだけかと思ってた。がっかり」「ここまで見てきて最後有料はないわ」「全然見終えた感覚ないと思ったらそういうことか」「フジ酷すぎ。特別編は有料でってなんだよ」という苦言が殺到している。
「特別編は有料配信で」は、日本テレビ系ドラマとHuluでよくあるパターンだったが、とうとうフジテレビ系ドラマでも同じ手法を取り始めたことに、がっかりした視聴者が多かったようだ。