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北村匠海に「忙しいんだから仕事選んで」同情の声も 『王ささ』最終回、視聴者納得いかず?

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北村匠海

 火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の最終回が20日に放送され、平均視聴率が7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第9話の6.7%からは1.1ポイントのアップで、自己最高視聴率を記録。全話平均視聴率は7.0%となった。

 最終回は綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚し10カ月が経過し――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレあり。

 ​>>『王様に捧ぐ薬指』最終回直前で期待外れ?「何回繰り返すんだ」定番の展開に落胆の声<<​​​

 最後には綾華と東郷が結ばれ、ハッピーエンドで終わった本作。しかし、終盤のある展開が「トンチキ過ぎる」として、ネット上で波紋を広げているという。

 話題となっているのは、綾華と東郷の間に立ちふさがっていた壁である東郷の母・静(松嶋菜々子)をめぐる問題。

 「東郷は静の実の息子ではなく、父・智宏の愛人の子。しかし、新田家に嫁いだ静は跡継ぎである東郷を必死に育てるあまり執着している状態でした。一方、静には新田家に嫁ぐ前に恋に落ちた男性との間に子がおり、それが北村匠海演じる新。しかし、静はこれまでかたくなに新の存在を否定。新田家に嫁いだ自分と矛盾する存在である新を受け入れられない状態となっていました」(ドラマライター)

 こうしたことが原因となり、恋に落ちた綾華と東郷を静はたびたび妨害。第9話では、そんな静から守るため、東郷は綾華との別れを選んでいた。

 しかし、最終回で気持ちを改めて確かめ合ったふたりは静との話し合いの場を持つという展開に。その場には新も駆けつけたが、やはり静は東郷にだけ執着し、「私をひとりにしないで」などとすがっていたが――。

 「綾華と東郷は静のこれまでの行動を特に糾弾せず。それどころか、なぜか『離れるつもりはない』『あなたは一人じゃない』と優しく諭していました。さらに新が『僕たちはふたりともあなたの息子です』と言った瞬間、静は改心。新とようやく向き合うことができ、『大きくなったわね』という今さら過ぎる言葉を掛けていました」(同)

 謎多きこの急展開にネット上からは、「なんでこれで解決するの!?」「奈々子の心情が理解できない」といった困惑の声や、「北村匠海忙しいんだから仕事選んで…」「こんなトンチキ展開に巻き込まれた北村匠海が可哀想」「変な役だったな」「マジでなんで北村匠海くんこれに出たんだろ」「北村匠海の無駄遣いドラマ」といった北村への同情の声も多く集まっていた。

 終盤から登場し、視聴者もあまり納得のいかない展開に巻き込まれただけの新。映画主演級の俳優なだけに、その無駄遣いっぷりに多くの視聴者から同情や困惑の声が集まってしまっていた。

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