当初は別の内容を放送予定だったが、予定を変更して放送することを16日に番組の公式ツイッターで告知した。
番組冒頭のVTRでは、3月に英の公共放送・BBCが特集番組で報じ、4月には日本外国特派員協会で歌手の元所属タレント、カウアン・オカモトが被害を受けたと証言したことを紹介。14日に同事務所の藤島ジュリー景子社長が公式サイトで謝罪したことも伝えた。
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VTR明けで司会の桑子真帆アナウンサーは、「なぜこの問題を報じてこなかったのか、私たちの取材でもこうした声を複数いただきました。海外メディアによる報道がきっかけで波紋が広がっていること、私たちは重く受け止めています」と局としてのスタンスを明らかにした。
取材に応じた元所属タレント13人のうち、6人が被害を受け、4人が見聞きしたという数字を示し、被害を受けた元所属タレントの実名・顔出しでのインタビューVTRを放送した。
「もはや、NHKの報道部が〝本気〟を出して取材に取り掛かっているので、ジャニーズに対しての忖度はまったくないだろう。この状況で、今年おおみそかの紅白歌合戦にジャニーズの所属タレントを出場させることはさすがにないのでは。本来ならば、ジャニーズから辞退を申し入れるべきだろう」(芸能記者)
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、被害を受けたのは所属タレントばかりかと思われていたが、元スタッフも被害を受けていたことが発覚。
この問題の報道では明らかに他局に差を付けているNHKだけに、今後の「クロ現」でも新たな取材結果を報告することになりそうだ。