アメリカ・オハイオ州で、23歳の男が50歳の父親の恋人の女性(一部報道では継母とされている)の歯を抜き、その後火をつけて逮捕。意識が薄れる中、女性が警察に男の犯行だと伝えたことが逮捕につながった。海外ニュースサイト『New York Post』と『Law & Crime』などが5月15日までに報じた。
報道によると、男は一軒家の自宅の2階にこの女性といたという。男と父親は一緒に暮らしていたが、女性が同居していたのかは不明である。トラブルがあったかは分かっていないが、2階で男は女性を殴った。その後、女性の歯を少なくとも2本抜き、女性にガソリンをかけて火をつけたという。
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女性は逃げようとして2階の窓から飛び降りた。自宅は1階部分が高床式になっていて、実際には3階ほどの高さだった。男は女性が飛び降りてから警察に通報した。
現場に駆けつけた警察に男は「何が起こったのか分からない」などと言い、ショックを受けたそぶりを見せた。男が女性の意識があることを知っていたのかは不明だが、警察が女性に近づくと女性は「息ができない。彼(男)に歯を抜かれた」なとど語ったそうだ。飼い犬がほえたことから外に出て、騒ぎを知った隣人も現場に居合わせており、「男に火をつけられた」と女性が言ったと証言している。女性の証言により男はその場で逮捕。なお事件当時、気温が26.6度ほどだったにもかかわらず、火をつけることを想定してか、男は冬用のジャケットを着ていた。
その後女性は病院に運ばれたが、体の半分を覆う重いやけどを負い昏睡状態が続いている。現在までに男の動機は不明で、男の父親のコメントも出されていない。
このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「こんなことができるなんて男は病んでいる」「動機は不明でも男が意図的にやったことは確か。一生刑務所から出ないでほしい」「こんなことをした男が事実を語ると思えない。動機不明のままは父親も不憫すぎる」「男は女性の存在のせいで父親が自分のものでなくなったと思ったのかも。男はいつまでも“男の子”のまま」といった声が上がっていた。
担当警察官が事件について「ゾッとするものだ」と発言するほど、男の犯行は非常におぞましい。男は事件について真実を詳細に話す必要が最低限あるだろう。
記事内の引用について
「Ohio man accused of setting his dad’s girlfriend on fire: report」(New York Post)より
https://nypost.com/2023/05/14/ohio-man-robbi-robinson-jr-accused-of-setting-dads-girlfriend-on-fire-report/
「Man set father’s girlfriend on fire and knocked out at least 2 of her teeth: Cops」(Law & Crime)より
https://lawandcrime.com/crime/man-set-fathers-girlfriend-on-fire-and-knocked-out-at-least-2-of-her-teeth-cops/